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もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

東京→名古屋を24h以内で走ってみた~その3 掛川→新居町~

 風。東海道は基本的に西から風が吹き、昼間は南西から吹き付ける。

 ここから先、掛川から浜松、浜名湖へはまさに向かい風に正面からぶつかる。

 掛川、袋井へとバイパスではない国道1号と県道主要道を走りながら磐田へとたどり着いた。まだ、金谷で勝ち得た10分は保っている。

 ここからは道を大きくはずれる道へ行く。

 通常なら国道1号は磐田から浜松へほぼ道なりまっすぐなのでが、ママチャリのころに取ったルートを信頼して、大きく進路変更をした。

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 本来なら青色のルート、国道1号または浜松市街地を抜けて左下の浜名湖へ突入する。

 今回は赤のルート。磐田市街地の北辺を走る国道1号から磐田市街地へ入り、県道259号で先に南下。掛塚橋を渡って西へ西へのルート。

 ママチャリの時にこの道を選択して、見通しがよいのどかな田んぼが広がる地域だった。一度走ったことがある道。こちらの方が風がある中で精神的にも楽だろう。

 磐田市街地を抜けて田んぼが広がる。田んぼ以外の障害物がない・・・・風がもろに向かってくる。きつい・・・・やらかしたか。さらには磐田市街地を抜けてすぐに休憩ポイントを設定してたはずなのに、いつまにか通りすぎてしまった。先の掛川での補給があった分、ここは突っ走るしかない。しかし、ブランケットをもって上半身が上がったままだと風の抵抗を体で受け止めてしまう。

 見通しがいいが風の抵抗を受けないように低い姿勢。下ハンドルしかない。下ハンドルを握って抵抗を減らしながら、でも見通しが良いから危険さも少ない。そしてほぼ一本道なのでコースミスの心配もない。

 だんだんと最後の一級河川、天竜川の河川敷に近づく。掛塚橋を越えた。

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 時間は予定通りに戻っていた。いや、予定通りに収まってくれた。15時25分。

 浜名湖新居関所をみながら通過する。

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 あれ、おかしい。新居関所が16時43分・・・?そこから500mのところでの休憩ポイントで16時50分?

 休みすぎた・・・・ここから名古屋まで90kmいかないくらいあるはずだ。

 愛知に入るとあまりタイムをかせげた覚えがない・・・・ママチャリの時はそうだった。あと、車の走りが荒いと記憶している。

 あと5時間で90km。しかも最後は名古屋の市街地だ。普通の市街地とは違う。日本有数の都市のど真ん中を走るのだ。信号も多いだろう。車通りも多いだろう。遅くなるに決まってる。時速18km/hとみればできそうな気がするが、いつもの私だとこのペースを270km近くを初めて走ってからそれを求められると正直無理がある。

 ただでさえ、さっき向かい風と戦っていたのに・・・・

 どうしよう・・・・ここにきて迷いが生じた。名古屋発東京行終電どころか初級キャノボでさえ、下手すると失敗するかもしれない。

 でも、ここまでやって失敗して悔しい思いをするのはいやだ。

  

  

 やろう。まずは国道1号と合流する地点。そして岡崎まで行ける限りやろう。

 補給を少なくしたいとの思いから、補給食をリュックにも詰めて休憩は自販機での水分補給に限る。これでどこまで時間を削減できるかわからないが、そこまでしてできるところまでやるしか思いつかなかった。今思うと判断として良いものとは思えなかった。

 休憩ポイントから岡崎まで約50km。ほぼ半分だ。ここで20時を過ぎていたら諦めよう。もともとの予定通過時刻は19時30分になので、30分も遅れたらもう取り返しがつかないからだ。

 そして、新居関所を通るということはまた別ルートを走ることになる。 

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  新居町まできて国道1号にもどるなら青ルートであろう。本来ルートをよく理解してないから浜松バイパスの通行がどうなっているか知らないけど。

 今回は赤。県道3号で豊川の手前まで行くルート。記憶では小刻みなアップダウンだが、感覚的に嫌いではなかったという好印象の場所だ。車通りもまばら。

   

  

 ケイデンス上げ続ける。休憩ポイントを出発した時、時計はすでに17時を回っていた。予定時刻より約30分遅れていた。