もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

ちょっとふりかる

今回は「絵」について。
ハイクに来た当初、絵は観るものであって描くものではありませんでした。
[らくがき]というキーワードなのに明らかに作品と化している絵の数々。
「いやいや、それはらくがきじゃないでしょw」
なんて思ってました。
ハイクのお絵かきツールで描いても、小学生に引けを取らない稚拙さ。
いや、負けてるかもって思うほどでした。


そんな私に転機が訪れたのは、『GA 芸術科アートデザインクラス』を視てからでした。アニメでは所々しか視れなかったのですが、そこでうごめくキャラクターに魅力を感じました。しかも美術を題材としているので、お勉強がてらにキャラを好きになっていく。
私はついにGAの単行本を買った。
おもしろい。かわいい。如月たちの学校生活が美術を通してゆったりと描かれる様子やキャラクター。不思議と私は裏紙に線画を描きだした。
最初はそれとにらめっこ。一つの絵を描くのに2日。合計2時間かけて一つの絵を描いた。すごい達成感があった。うれしかった。
がんばればこんなけ描けるんだ、と思った。


それから、いくらかそれを続け、単行本も買っていくうちに、
「色付けてみよう」
と思うようになった。家にあるのは12色の色鉛筆。
家の人にばれたくないので、絵の具は使えない。パソコンのツールではまともにかけない。色鉛筆しかなかった。
それでも描いた。キョージュ。8時間くらいかかったと思う。
達成感・満足感それだけがうれしかった。
以降、GA5人集合の絵や同じKRコミックの『ひだまりスケッチ』も単行本を買って描くようになった。


ただ、やはり、描けなくなるときもあった。大学の試験期間では描きたい気持をツイッターにぐちぐち書いていた。とてもお恥ずかしい限りだ。また、春休み明けにも描けなくなった。忙しかった。
でも、ツイッターで「ゆっくり描けばいい」とか「好きなように描けばいい」とか、言ってくれたおかげで、原点である線画のみで描くこともしている。
例えば、おはよう絵やおやすみ絵。
おはよう絵は『GA』のナミコさんと『ひだまり』の宮ちゃんを掛け合わせたようなキャラだ。キャラの外見的特長が似ていることもあって、描きやすかった(身長・髪型・色・豊胸w)
おやすみ絵は『GA』のキョージュをいじって髪を結んだり、メガネ掛けたりして、最近は『GA』のモブキャラの髪型に変えてみたり・・・・とまだキャラのデザインが安定しないけど、描きやすいです。


そして、たまにスケブに描く色つきの絵。
おはよう絵とあまり変わらない外見だけど、まぁ気にしないw


星がつかないこともあったし、おはよう・おやすみ絵はいつもつけてくれている。
☆がつくとうれしいし、それがきっかけでfanになったりするし、フォローしたりもしてくれたりもする。
けど、やっぱり描いて楽しい一時が前提。
「楽しくなければお絵かきじゃない」
それは絵に描かれたキャラクターが一番思ってるのではないでしょうか?