もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

対馬口

中世(室町時代)、日本と朝鮮は対馬を介してうんたらしていた。
当時倭寇東シナ海沿岸を躍動している中、日本では
幕府方:大内氏vs南朝崩れ:少弐氏が九州で争っており、
少弐氏の家臣:宗氏は対馬を治めていたそうな。
一方、朝鮮では対日強硬派と穏健派が皇族レベルであらそっておったそうな。


で、大内は朝鮮に対馬をくれてやると言ってそうな。
この時、朝鮮では対馬ゲット・・・の予定だった。
しかし、日本で少弐氏が負けると、残党は倭寇化して朝鮮沿岸があらされることは間違いない。
このため、朝鮮はくれてやる発言に食いつかなかったおうな。
んで、結局争いは時の成り行きで終了。
対馬は宗氏が治めて近世へ。
んで日本領へとなったそうな。