もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

ママチャリ旅3

【5日目:東京都町田〜東京湾海上】
民宿くたびれ荘で15時ころまでゆっくりさせていただきました。疲れがピークだったこともあり、夜はほぼ爆睡、午前中も起きたり寝たりを繰り返してました。この時点では17時すぎに丸の内に留めてある自転車をだしてフェリー乗り場に18時半に着く予定でした。16時前に東京駅に着き、テキトーに時間を潰していたが、天気は最悪。なので17時には自転車をだし、一路フェリー乗り場へ!


・・・・ふぇぇ、迷子になっちゃったよぉぉぉ・・・・・


自転車の速度に大雨、さらにメガネにかかる雨水で、ムスカ大佐です。やってしまいました。たかが9キロの道のりが・・・
交番つたいに自転車をこげどもまったく晴海の方へ行けません。モノレールの路線が頼りでしたが、その見ていた路線は・・・・


∖デデーン/京葉線∖デデーン/

オワタ・・・ふと気づけば時計の針は19時まであと3分。出航は19時30分。場所は不明。
ネタにしては全力すぎるこの状況。いやいや、笑えない。最後の最後、近くにあるローソンで道を尋ねてみる。
店員「あ、フェリー乗り場ですか?それならこの道を向こう側(さっき来た道)をずぅぅぅっと行けばビッグサイトあるんでその次の信号ですよ」
キタァァアッァァァアッァァァアッァァl(゜∇゜)ぁぁぁっぁlっぁぁぁ
タイムリミットはあと30分。最後の力をふりしぼって飛ばしまくります。
すると、暗くそびえたつビッグサイト、そしてフェリー乗り場の文字。。助かった。もう大丈夫だ。
到着すると、gz先生が「マルコメー急げー」と声をかけてくれました。
急いで受付を済まし、gz先生と1分も満たない会話でフェリーに乗りこみました。gz先生、大変申し訳ないです。
ずぶぬれの自分はすぐさまお風呂へ直行。冷えた体を温め、離れ行く東京を眺めていました。
※写真は6日目撮影のフェリー甲板


【6日目:太平洋上〜和歌山県和歌山市
起きた。快晴。前日の大雨はなんだったのか。すがすがしい晴れ模様。洗濯を終え、靴を甲板にて乾燥させる。
甲板は風が強く、TMの西川さんがやってそうな風を浴びてアババババババしてるのをマネしたり、ハイカー絵師・戯壇さんのアイコンのマネをしたりなど、徳島港までゆっくり時間を潰していました。
四国の地へ足を踏み入れるのはこれが初めてでした。だからといって特に変わったことがあったわけではありません。ただ、船から降りた時の達成感は異常です。キーワードに書いてあったことは本当でした。それから和歌山行きの港に到着すると、『ええ、まあ。』でおなじみのyepさんが迎撃してくれました。わざわざ数分のためだけに迎撃してくれるとは・・・まったくハイカーというものは本当に恐ろしい民であります。
和歌山へは2時間の旅路でした。着いた時にはすでに暗く、事前にじゃらんで予約した宿へ出向き、夜はバーモンドカレーアイコンのじゅげむさんの提案で和歌山ラーメンを食べることにしました。和歌山ラーメン、うまうまでした。
※写真は南海・和歌山徳島航路のイメージキャラクター・阿波野まいちゃんバスタオル