もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

ママチャリ旅

とりあえず、帰宅して少し落ち着いたので回想録みたいな感じで旅の記録を書いてみようと思います。
リアルタイムの経過はh:keyword:marukomekidだけどママチャリで東京行くよをたどってもらえればいいなと思います。
ここでは簡単な概略とこぼれ話などを書いてみたいと思います。
今回は1日目と2日目について書きたいと思います。

【1日目:京都府京都市〜愛知県弥富市
前日の雨もあって少し寒い感じ。京都市から大津までは知ってる道なのですが、京都から大津までは2回の坂道があります。
特に2回目の坂(逢坂の関)はいつも通りうっとおしいですね。草津までは快調なんですが、そこから土山までがだらだらとした緩い坂道!!!
いくら走っても進んだ気がしない。辛い。やめたい(オイオイ
そんなこんなで土山で休憩。茶畑は静岡より綺麗だった気がします。
鈴鹿峠越え。あれ?楽じゃね?あの緩い坂のおかげで急勾配は避けられた模様。一気に下り関にてモリーさんと合流。そこで
モ「ダチョウライダーさんがこちらに向かうってさ」
!?
なんと神戸から四日市へ向かうそうです。その後の顛末はキーワードにご確認を。

当初は桑名で宿泊するともりだったのですが、なんやかんやで愛知県弥富市へ。そこでいただいた初めての味噌カツ定食。ウマウマ。
この日、弥富付近で静岡197キロを見た時は開いた口がふさがりませんでした。こんなの絶対おかしいよ。




【2日目:愛知県弥富市〜静岡県藤枝市
この日は朝から飛ばしていくことを決意して宿を出ました。1号線をひたすら東へ。高速の高架下へ入ると車道が割と整備されてる一方、歩道はテキトーなんですね。さすが車社会。歩行者は1号線を歩くなというお達しなんでしょう。都市部はそこそこ整備されているものの、都市部と都市部をつなぐところではその差が顕著だったように思われます。しかも景色は山が重なり合って前日の草津から土山を思い起こさせるようで、ペダル様がやる気をだしてくれません。豊橋までそんな感じだたのですが、豊橋まで来ると静岡県の県境ということもありペダル様も元気を取り戻してくれたようです。しかしその元気も消すような道路選択のミスが。
静岡市市街地を通るか天竜川まで直線で進み、磐田に向かうか迷っており、後者を選択したところ、トラックがバンバン通る道に入り込んでしまい数回危ない場面に出くわしました。歩道が松の枝で覆われ、まともに通れる状態じゃありませんでした。そのため車道に出るとそこにはトラックが。あれはどうにか松の枝を除去したほうがいいですよ、静岡県の方。
そして磐田を通過し掛川市街地を抜けて日坂峠へ。これがまたきつい勾配で自転車を降り、押しながら歩いて峠を越えていきました。歩道がありませんでしたが、幸い車の数も少なく、日暮前だったこともありなんとか越えることができました。島田市街地へ入ったことには空は暗く、藤枝に到着した時には18時30分を過ぎていました。
この時点で弥富を出て13時間。距離にして174キロ。よく走り抜けたと思います。
この日は溶けるように寝てたのではないでしょうか。
残り300キロに表示を見た時は正直、ふざけているとしか思えなかったよ。