もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

一区切り

とりあえず、就職活動、終了。
内々定がきまり、実質内定確定です。
自分の保存用に就活記録を書いていきたいと思います。


【1〜2回生 希望先:教師】
中学生くらいから社会科の教師になりたいなーなんて漠然と考えてました。
大学が文学部だったのは歴史が好きだったから。入学すると、多くが教職課程であり、「まぁ、文学部だし」って思ってた。


【2回生の春休み〜3回生4月 希望先:不明】
2回生までの教職授業を通して、『就職』に対する考えが変わり始めた。
教師が向かい合うのは学生。その時間は濃いものとなるが、学生の範囲にとどまってしまう。
自分はもっと多くの人と向かい合う仕事がしたいと一方で思い出しており、このまま教師の道を進むことに疑念を覚えていた。
では、民間企業か?それもまた違う。民間企業だと多くの方と向かい合う一方でそこに濃淡が発生するのではということを感じていた。
こうした疑念や思いとは別のところで、社会では政権交代金融危機など、就活戦線異状ありがせまっており、社会に対する疑問、不信感、やりきれなさを感じていた。政治討論の番組(報道系、討論系)や経済番組(WBSとか)は親の好みや兄の就活の影響で見る癖があり、新聞とかも日常的に読んでいた。そこらの中で公務員という選択肢が浮上してきた。
このころは公務員=官僚・市役所のイメージであった。


【3回生5月〜現在 希望先:公務員】
実際に公務員になろうと学内講座を受講することになったが、試験に合格しなければならないから、とりあえず一番上を目指そうということで国家Ⅰ種試験を目標に勉強を始めた。自分は法律が苦手なので経済を重視して受けることができるコースを選んだ。とはいえ、そこは大学〜大学院レベルの経済をやるわけで、相当苦労を要した。だが、公務員受験本を書くような先生の下で基礎から教えてもらい、とてもわかりやすかった。
教養も話のうまい先生にいろいろと教えてもらっていた。
9月と3月には実際に霞が関に行き、直に話を聞くセミナーに参加した。同じ志を持った人達や現職の官僚の話を聞くと面白いし、わくわくする。どーでもいいことだが財務省舎が中学校の教室みたいな床だったのには驚いた。耐震大丈夫か・・・(^^;
そんなこんなで試験が始まると、まぁ当たり前だが不合格。そんなもんです。
他にも試験をいろいろ受けが、結局2番目の志望であった内々定先と地元市役所だけが残った。
一方で民間企業も受けた。いわゆるインフラ系統ではあるが、一口にインフラ系統といっても切り口が様々。金融なら銀行や証券、取引所などなどそこから複数の企業があるのだからすごく大変。民間企業一本にしている人は企業の選び方で悩むんではないかと思いました。
この間、大阪、京都、東京と行かせてもらい、新幹線に何回乗車したか。深夜バスに何回乗車したか。じゃらんに何回お世話になったか。
東京観光を何回行ったことか。すべてよい経験です。


親には金銭面で大変迷惑をかけています。学内講座の受講料、旅費。いくらもってるんだよといいたいです。すねかじりまくって、ホント親不孝しかしてないです。内々定決まったとき、父は親戚に電話をかけるほど喜んでいました。子供の就職は親にとってもやはり不安であり、安堵となるのでしょう。あと半年分の学費を払わせることになりますが、ちゃんと卒業したら親元を離れて首都圏で一身独立できるように、残りの7か月を過ごしていきたいし、この7カ月は親のすねをかじりたいと思います。




ありがとう、父さん、母さん。