もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

東京(5日〜6日)

5日。1日中フリーだったので、どこ行こうかかなり迷った。
せっかくなので美術館に行こうというわけで、八重洲中央口からまっすぐ行ったとこにあるブリジストン美術館にまずは行きました。
ブリジストン美術館ではフランスの現代美術を取り上げており、「アンフォルメルとは何か」というものでした。アンフォルメルとは「非定形なるもの」だそうです。印象派、フォービズム、キュビズムの後、フランスにおいて抽象画をより抽象的に捉えようとした絵(?)が生まれ、戦時から戦後にかけてそれらは無意識から湧き出る感じを現した絵画表現となって運動にまで発展しました。特に個人的に気になったのは、チューブからそのままカンバスに落としたものを適当に伸ばし、でこぼこ感があるものが作品として成り立っているものがあったところです。この色使いや構成などは浅学なのでよくわかりませんが、こんな大胆なのか暴挙なのか荒ぶってるのかわからないものが作品なのかーって初見では思わずにはいられませんでした。ここではザオ・ウーキー氏の『07.06.85』という作品のポストカードを買いました。この作品の青色と白色の濃淡が気に入ったので買いました。
続いて上野の国立西洋美術館に行きました。ここではレンブラント展が開かれており、日曜日ということもあって30分待ちの盛況でした。レンブラントといえば、自画像と通称『夜警』と題される作品にしか頭になかったので、銅版画の作品群が多かったことには驚きました。レンブラントの銅版画は真似できないほど緻密だったそうです。あと、紙が西洋紙だけでなく和紙も使っていたようで、その違いが展示されていました。和紙の方が濃淡がよりはっきり映っていたように思われました。さすが、光と影の画家などと称される方だと思いました。光と影のハイカー絵師と言えば戯壇センセーですよね。ここではレンブラントの自画像『石の手摺りにもたれる自画像』と常設展示のピーテル・ブリューゲル(子)『鳥罠のある冬景色』とカルロ・ドロチ『悲しみの聖母』のポストカードを買いました。
美術館を出た後にえび氏(abc1cbaさん)とニアミスしました。残念ながらお会いできませんでした。また、クマGさんも神田の方でブラオフしていたそうです。こちらもお会いできず残念でした。
そのあと秋葉原へ移動し、ゲームセンターでUFOキャッチャーしました。この日と6日を含めて2000円負けました。取れたのが、東京一人オフ中でもうpしたショボーンのやつです。そろそろ飯にしようと思ったら、きゅびっく(cubick)さんがヨドバシにいらっしゃったとのことで申し訳ないながら引き留めてお会いしました。というのも前回5月30、31日でも秋葉原でニアミスしていたので、次回機会があればと思っていました。この時は自分ではなかなかいかない秋葉原の裏エンジョイを案内していただきました。また訪れてみたいです。ちなみにキーワードでもあったように、きゅびっくさんはこれが初めてのオフだったそうで。いやいや、初めてのオフが自分だなんて本当に申し訳ないです。


6日は13時から民間就活で羽田の方に行きました。
終わってから、せっかくなのでターミナル内を散策したり、飛行機みたりしてました。いいですね、飛行機は。
そのあと23時の深夜バスまで暇な時間を過ごしました。羽田から東京駅に戻ったのが17時前でした。なのでとりあえず山手線1周してみようというわけで東京駅から品川方面で1周しました。新宿から北側に行ったことがなかったので時間かかるかなと思ってましたが、そんなにかからなかったのでそんなもんかとあっけにとられました。また、twitterで夜の丸の内を薦められて歩きました。人がほとんどいなくて、これが東京の中心なのかいと思いました。でも、自分はこの雰囲気は嫌いではないです。
そして深夜バスに乗って帰宅しました。


とりあえず、就活早く終われ、バカヤロー