もの・こと・じょう・ほう

見据えた海は大海原。耳を澄ませば人の声。振り向き様に富士の山。影の先に一輪の花。

ここまでの試合を見て

W杯が始まりました。
今大会は日本にこだわらず、色々な試合がまま見れており、満足しています。
今大会の新ボールは空気抵抗が少ないらしく、無回転シュートが猛威を振るうと言われています。
これはGKにとってたいへんつらいです。
私はGKをしていた経験から、無回転シュートの練習によく付き合わされていました。あれはうっとうしいです。
普通、ボールの軌道をある程度先読みして手を出すので、軌道変化はそれが通用しないのです。
また、伸びてくるシュートも同じようにセービングしづらいのです。



で、今大会は無回転よりもロングボールの伸びが高地1700mなどからして空気抵抗の少ないボール×低い気圧によって選手の想定以上にボールが伸びており、サイドからのクロスボールをヘディングして決めるというゴールが減るのではないかと思われます。(特に予選リーグでは。)実際、今までのトコでクロスからは韓国とアルゼンチンが決めていますが、二つとも低めの弾道です。
他の多くのセンタリングはことごとく予定軌道をオーバーしてミスクロスになってます。
(だから、ルーニーのヘッドが届かなかったり、サイド攻撃を得意とするスロベニアアルジェリアがローゲームだったりしてます。)
なので、サイドをえぐってクロスはあまりおすすめできません。


一方で、ミドルやロングシュートは威力を発揮しそうです。イングランドアルジェリアのキーパーが目測を誤ったように。
やべっちが再三「とりあえず撃て」といってますが、そうです。
うっちゃってください。ペナ外4mからなら入るでしょう。代表なら。


ただ、決勝トーナメントではさすがにクロスの精度が修正されてきますので、そう簡単にいきませんけどね。



ではでは、楽しいW杯を!